先日東京で、半島振興対策促進大会が開催されました。
全国各地の半島自治体の首長や議長、私も含め多くの国会議員、国交省の担当者が一同に集まり、重要な決議がされました。
今年度末に期限を迎える半島振興法の延長は当然のことながら、新たに「半島防災」の理念を法律に明確に書き込むこと。
能登半島の震災では道路が寸断され、孤立した集落が多数存在してしまいました。
このような被災状況をふまえ、「半島防災」のために必要な予算を例年以上に確保しなければなりません。
そして、この島原半島においても今年8月の台風10号により、富津地区の民家裏で大規模な崖崩れがおこりました。
翌朝、現地へ向かったのですが、生活道路が6日間も閉鎖され、住民の皆さまは大変お困りになっていました。
長崎県の担当者に連絡し、現場に行って住民の皆さまからよくヒアリングを行い、崩れた後の復旧工事ではなく、そもそも、崩れないための予防的防災工事が必要だと強く訴えました。
これから長崎県は、現地の状況把握のための本格的な調査を実施し、設計や測量などを行う予定です。
このように地震や台風が多発するわが国において、いつ何時、どこで、このような被害が発生するか予測できません。
この富津防災道路は、利便性向上や地域経済の活性化だけでなく、防災や緊急搬送を考えれば、命をつなぐ道路であり、待ったなしです。
地域のために必要な道路の整備に対し、私からも国交省へ皆さまと一緒に声をあげ、早期完成に全力を尽くします!
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