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山田勝彦

「人の財産は人」兄の旅立ちを見送る

6月19日、兄大輔が52歳の生涯を閉じました。 家族や友人思いの優しい人でした。人との出会いを大切にし、たくさんの友達に恵まれていました。息子の渉太朗、晃太朗の幸せを願っていました。


中学一年の頃、膠原病(こうげんびょう)を発症し、18歳までの命かも知れないと余命宣告を受けました。以来、兄の人生は壮絶な病気との戦いでもありました。


無事に社会人になった兄は、理学療法士として働いていました。技術を磨き、患者さんお一人お一人を丁寧に治療し、多くの方々から感謝されていました。一方で、病は進行しており、兄の身体は徐々に悲鳴を上げ始めていました。


近年は様々な病気に見舞われ、理学療法士の仕事が続けられず、入退院を繰り返すようになりました。しかし、待ち前の精神力で何度も奇跡を起こし、52歳の生涯を兄らしく生き抜きました。


兄は友人とスナックで楽しい酒を飲みながら歌うことが大好きでした。そして、酔うと必ず「勝彦、人の財産は人ぞ!」と語ってました。 人を大切にし、人とのご縁に感謝し、まっすぐ生きる。兄が望んでた生き方を貫きたいと思います。


6月21日通夜、22日葬儀を行いました。兄との別れに多くの方々が参列頂きました。そして、参列が叶わずも遠方の地から多くの方々が兄に心を寄せて祈りを捧げて頂きました。


兄の生前中、兄がお世話になった全ての皆さまに心より感謝申し上げます。


あなたは、長い間、病気と戦い、まわりにその苦労を見せない我慢強い人でした。本当にお疲れ様でした。

天国では母ちゃんと仲良く安らかに過ごしてください。そして、いつかまた一緒に飲んだり歌ったりしよう。 ありがとう。兄貴。







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